舞えないパンダはただのパンダ

† †(d´◔‿ゝ◔‘)b† †

感覚派プレイヤー。

それは、対戦における重要な場面での選択を感覚に任せることで状況の打破を試みるプレイヤー。
時には通常では考えられないようなプレイングを繰り出し、経験論のヤンキープレイと罵られることもある。

さて、感覚派のプレイングは結果として通るだけのヤンキープレイなのだろうか。
もしかしたら文章化することで理論派プレイヤーの方々からの許しを得ることが出来るかもしれない。

というわけで、今回は一つのケースを例として考えてみる。


今回はこれ。


キノガッサゲンガーVSメガフシギバナバンギラス


(絶対ありえないが考慮するのが面倒なので)どちらも裏は見えてて体力満タンメガ枠メガシンカ済み。

キノガッサ対メガフシギバナの対面、自分がキノガッサ側。

キノガッサはAS タネマシンガン/マッハパンチ/がんせきふうじ/きのこのほうし@きあいのタスキ
ゲンガーは「きあいだま」を持たずかつ体力に余裕があればフシギバナを倒せる型。
相手のポケモンは技が見えていない。

この対面、何を選択するか?

感覚派プレイヤーの選択は「がんせきふうじ」

基本的にキノガッサ側からフシギバナに対して一番有効な一手は、メガゲンガーへの交換ではある。
しかし、感覚に身を任せた場合多くのケースで「がんせきふうじ」を選択することとなる。

何故か。

それはフシギバナが対面のキノガッサに対して有効な行動をとることが少なく、多くの場面でやどりぎのタネやねむりごなを使用してくるからである。

さて。フシギバナがキノガッサに効果のない技を撃ってくること前提ならばこの行動は間違いではない。

しかし「ここでヘドロばくだんを撃たれていたらどうするのか」。こう問われた時に感覚派プレイヤーは回答できるのだろうか。

ここは経験的にヘドロばくだんは撃ってこない。そう言い切ることもできる。
が、この辺の思考について論理的に解説できないか少し考えてみたいと思う。

まず、このキノガッサフシギバナ対面。
これはキノガッサ側が対面は圧倒的に不利だという前提がある。

この「対面は圧倒的に不利」という前提があるからこそキノガッサはフシギバナに突っ張って岩石封じを撃つのである。

ここで、少しリスクとリターンについて考えてみたいと思う。

ポケモンというゲームにおいてのリスクリターンは、勝敗にどれだけ近づくかを表している。

ある行動が負けに直結するが、通れば一気に勝ちに近づく。こういったものはハイリスクハイリターンな行動であると言える。

勝負をかけるべき所では勝負をかけるべきではあるが、基本的にポケモンというゲームはローリスクローリターンを積み重ねて勝利に近づけるプレイングが恐らく理想ではある。安定行動をとれる場面では極力安定行動をとった方がいい。

さて。話を戻してキノガッサフシギバナ対面。

この対面のリスクリターンを考えた場合、キノガッサがフシギバナにがんせきふうじを撃つ行動は襷が残っていて1ターン猶予があるとしてもハイリスクローリターンな行動に見える。

居座りヘドロばくだんから毒の追加効果を引いてしまえば即ゲームセット。にもかかわらずフシギバナを倒すことが出来るかといえば確3にも届かない可能性がある。
典型的な、ハイリスクローリターンのヤンキープレイ。キノガッサ側の視点だけで見た場合は。

ここで視点を変えてみよう。フシギバナ側から見てヘドロばくだんを押すことが本当に強い行動なのか?

ヘドロばくだんを押した場合、確かにキノガッサはほぼほぼ倒せる。しかし、ここで最もキノガッサ側からは安定しやすいゲンガー交換をされた場合その後のゲーム展開は絶望的。ほぼ負けに直結してしまう事となる。

キノガッサに抜群技であるヘドロばくだんは、安定行動ではなく実はハイリスクハイリターンな行動であるのだ。

もう一回話をリスクリターンの話に戻して考える。

一般的にポケモンで言うリスクリターンは

リスク=被ダメや後の試合展開の悪化

リターン=与ダメや後の試合展開の良化

を表す。ある行動をとる際はここのリスクリターンを考えて行動をとるのが一般的。

しかし、実はここにはあるものが考慮されていない。そう、ポケモンは対人ゲームであるという点だ。

この要素を考慮すると、以下のようになる。

リスク=相手がある行動をとる可能性×被ダメや後の試合展開の悪化

リターン=相手がある行動をとる可能性×与ダメや後の試合展開の良化


つまり、どれだけ被害が大きくても、相手がその行動をとる可能性が極端に低ければそれはハイリスクではなくローリスクな行動になるという事である。逆もまたしかりで、相手がその行動に対して有効な行動をとってくる可能性が高いのであればハイリターンな行動であっても実質ローリターンな行動にもなると考えてはいいのではないか。

ここまで考えると、キノガッサフシギバナ対面の構図がある程度見えてくる。

キノガッサ側:フシギバナにヘドロばくだんを押されるとかなりまずいからゲンガーにバックしたいけど相手はそれを嫌ってヘドロばくだんを押せないはずだし襷も残ってて仮にヘドロばくだんを押されても1ターン猶予はあるから居座って岩石封じ。万が一バンギラスとかが出てきたらおいしい。

フシギバナ側:対面はヘドロばくだんを通せば倒せるけどそこでゲンガーが来た場合負けがほぼ確定する。かといってバンギラスへの交換読み交換はリスクが高すぎる。ならば、ゲンガーへの後出しにもある程度対応できる変化技で様子見。キノガッサの居座りも考えられるけど1ターンは居座られても問題はない。

と、「1ターン目」はこのようになる。
1ターン目のフシギバナ側の思考を考えると、このターンに限って言えばキノガッサの岩石封じはローリスクローリターンな行動となる。

2ターン目以降はフシギバナの体力が減る事により交換読みのリスクが高くなる。これによりヘドロばくだんを押す可能性が高くなっていく為、キノガッサ側の居座りはリスクが大きくなる。

キノガッサ側の居座り行動がハイリスクローリターンに近づくにつれて、フシギバナ側の交換読み交換もローリスクハイリターンに近づいていき、最終的にそこのつり合いを考慮した択に発展していく。

キノガッサがフシギバナにがんせきふうじ撃つのにはこのような背景がある。

対面が不利であれば不利であるほど、裏にいるポケモンが対面に有利であれば有利であるほど、交換読み行動を誘発しやすくなり、不利対面を作られた側は居座り行動を通しやすくなるのである。

そして、キノガッサ居座りによりフシギバナの体力が削れることで不利対面は徐々に有利対面になっていき、リスクリターンの関係も徐々に変化していく。

この変化を読み取った結果、こういった択が発生している状況で感覚派プレイヤーは不利対面居座り等のちょっと厳しい選択をすることがある。

ということなのではないかなーと私は思います。

リスクリターンの変化とか、相手がその行動をとる可能性とか、その辺完全に経験だったり感覚だったりするのが感覚派プレイヤーが感覚派プレイヤーなのかなーと思ったり思わなかったり。

では、最終シーズン、悔いの残らないよう頑張っていきましょう。

















初手ゲンガーヘラ対面メガシンカ読み地震するよく分からないヘラクロスは帰ってください。

  •  2016/09/12 思考の片隅  Comment (0) Trackback (0)

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